前立腺炎・前立腺肥大症・前立腺がんの診断と治療は、札幌市南区の仁楡会病院へご来院ください。

仁楡会病院 TEL 011-814-9911
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前立腺の検査と手術(前立腺炎・前立腺肥大症・前立腺がん)

前立腺疾患には大きく分けて3つあります。
まず前立腺炎、そして前立腺肥大症、もうひとつが前立腺がんです。
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前立腺炎
前立腺肥大症
前立腺がん
前立腺がんの検査について
前立腺手術・検査の入院経過予定
経尿道的前立腺核出術

前立腺炎

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前立腺炎は、年齢に関係なく30~40代でも一定で起こりえます。
急性では細菌が前立腺に感染することで起こり、発熱に頻尿、排尿時痛、残尿感などの症状が現れますが、抗生剤などの服用で治まります。
慢性の場合は、慢性の排尿時痛や不快感を主訴とし、服薬を中心に長期的に治療を進めます。

前立腺肥大症

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前立腺肥大症は、年齢と関係し、50歳からの発症が多く見られ、症状に差はあるものの加齢とともに発症頻度が高くなる加齢現象の一つといえます。
自覚症状としては、肥大した前立腺が尿道を圧迫するため、尿が出づらい、たびたび尿意をもよおす、などの排尿障害が現れます。
排尿し終わるのに1分以上かかるあるいは残尿感が残るようでしたら、治療が必要でしょう。
早い段階でしたら、定期的な服薬による治療が効果的です。
また、症状が悪化すると、尿が出なくなる尿閉の状態になります。
この状態にまで症状が進行すると、多くの場合は手術が必要になりますが、開腹の必要はなく、内視鏡による身体に負担の少ない手術が適用されます。
ある程度肥大症が進んでいると、アルコールやかぜ薬が引き金となって急に尿閉になることもありますので、尿が出づらくなっているのに「年だから」とがまんしないで、早めの受診を心がけてください。
前立腺疾患は急性の前立腺炎をのぞいてじわじわと進行していきます。
1カ月単位で見るとわからないかもしれませんが、1年前と比べてみて排尿時に違いがあるようでしたら泌尿器科を受診してみてください。

前立腺がん

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前立腺がんは欧米では男性がかかるがんでは一番多く、死亡率も肺がんについで二番目の多さで、最近日本でも増加傾向にあります。
前立腺がんは進行してくると肥大症と同様の排尿障害等の症状が出てきますが、初期にはほとんど症状がなく、以前は、早期発見が難しいがんでした。
今では、血液中のPSA(前立腺特異抗原)という、前立腺でつくられる蛋白質を調べることにより、症状のない初期の段階から前立腺がんの可能性をチェックできるようになっています。
前立腺がんの検査は他に、直腸内指診で前立腺の大きさ、硬さ、表面の状態などを、超音波検査で、大きさ、形、内部構造などを調べ、これらの結果を総合的に判断し、確定診断のための生検をするかどうか決めます。
生検とは組織を直接採取して調べる検査で、前立腺の場合は超音波画像を見ながら、針を刺して組織を採取します。一般に6~12ヶ所に針を刺します。採取した前立腺組織は、顕微鏡で観察してがん細胞がないか調べ、あった場合、がんの悪性度を調べて治療法決定の参考にします。
もし生検でがんが見つかったら、周辺臓器への拡がりを見るため、CTやMRI検査を、また、転移しやすい骨の状態を見るために、骨シンチグラフィという検査を行います。
前立腺がんの治療法には、大きく分けて「手術」、「放射線療法」、「内分泌療法」があり、どの治療法を選ぶかは、PSA値、悪性度、進行度、年齢などによって異なります。
最近は、PSA検査の普及により、がんが前立腺内にとどまる「限局がん」が増えており、この場合は手術や放射線療法で根治を目指しますが、前立腺外に拡がっていたり、転移がある場合や、高齢者の場合は、内分泌療法が中心となります。

前立腺がんの検査について

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前立腺がんは50歳以上の男性に多い病気です。
早期発見するため、年に1回のPSA検査(血液検査)をおすすめします。
がんの疑いがある場合は、前立腺生検を行い診断します。

前立腺手術・検査の入院経過予定

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患者様の入院経過予定がご覧になれます。
前立腺肥大症の経尿道的手術(PDF:165KB)
前立腺生検(PDF:270KB)

経尿道的前立腺核出術(TUEB:チューブ)

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近年、前立腺肥大症に対する薬物療法の進歩は目ざましく、薬を内服してさえいれば、手術を受けなくても済む患者さんが増え、ここ十数年で、年間手術件数は半数以下に激減しました。
一方で、薬物療法が無効である患者さんは一定の割合で存在し、これらの患者さんの中には、前立腺がかなり巨大である頻度が高くなってきています。このような患者さんには、やはり手術が必要となります。
最近、レーザー等を用いたさまざまな新しい手術療法が開発されていますが、最も症例数が多く、最も確実な治療効果があり、最も安全性が確立されている手技は、内視鏡的に電気メスで前立腺を削り出す「経尿道的前立腺切除術」(TUR-P:ティー・ユー・アール・ピー)です。
当院では開院以来20年、このTUR-Pを中心とした前立腺肥大症手術を行なっており、良好な成績を納めています。
しかし、TUR-Pでは、前立腺が巨大である場合、出血量が多くなり輸血を要する可能性や、手術時に使用する薬液(非電解質灌流液:ひでんかいしつかんりゅうえき)が原因で、TUR症候群と呼ばれる重篤な合併症を発症する危険性が高くなるという欠点があります。
そのため、従来、巨大な前立腺肥大症の患者さんには、昔から行なわれていた、開腹による前立腺摘出術が必要でした。
当院では最新の内視鏡手術である「TUEB」(チューブ:経尿道的前立腺核出術)を、2008年2月に道内でもいち早く導入しました。
これは前立腺を「削り取る」のではなく、肥大した前立腺組織(腺腫:せんしゅ)を、前立腺を包んでいる皮(被膜:ひまく)から剥がし落とし(核出:かくしゅつ)、一かたまりの状態で一たん膀胱内に入れ、最後に専用の器械を用いて細かく切り刻んで吸い取り、体外に取り出すという手術です。
電気メスを用いる手術ですが、TUR-Pに比べ、出血量が格段に少なく、TUR症候群を起こす危険性が皆無で、従来は開腹手術を要するような巨大な前立腺でも手術可能となりました
また、泌尿器科医が慣れ親しんだTUR-Pに準じた器械を用いるため、レーザー等を用いる他の最新手術に比べ、手技的にも安全性が高くなっています。
当院では、最高齢91歳の患者さん2名に対し「TUEB」を行い、いずれもたいへん良好に経過しており、その安全性が証明されました。
これまで「前立腺が大きくて手術が必要だが、高齢で無理」、「開腹手術が必要」等と診断された患者さんでも、当院では内視鏡手術で対応可能な場合がありますので、是非ご相談ください。
(なお、重篤な心・血管系の基礎疾患(合併症)等のある患者さんは、この限りではありません。)
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経尿道的前立腺核出術(TUEB:チューブ)A 経尿道的前立腺核出術(TUEB:チューブ)B
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